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業界の革新者 21世紀を担うニューリーダー

25年以上にわたりインプラント治療に携わっている石歯科医師。その道の先駆者でありながら、つねに新たな試みに挑み続けており、今年は学校法人の設立に携わるなどアグレッシブ。元気の源について、歯の大切さについてなどうかがった。

聞き手:ビズニーズ コンテンツプロデューサー小島

石 明子 Akiko Ishi

石川県出身。
1966 年に日本歯科大学を卒業し、岐阜大学医学部口腔外科、北大歯学部第 2 補綴科入局。札幌市内勤務医を経て、 1975 年『いし歯科医院』を開設し、 2005 年 5 月『いし歯科』をリニューアルして院長に就任。日本歯科先端技術研究会認定医。北日本インプラント学会会員

いし歯科
住所:札幌市中央区南21条西8丁目2-23
TEL:011-530-3333
 
1 インプラントとの出会い
2 ビジネスマンも“歯”は命
3 後進育成のための新たな試み
4 楽しみは韓流ドラマと旅行
5 編集後記
1 インプラントとの出会い  
 代々歯科医だったという石氏も親と同じ歯科医の道を進む。 日本歯科大学歯学部を卒業した後、岐阜大学医学部口腔外科に入局。
「大学病院ではさまざまな症例に立ち合うことができました。口腔内のガンになると、不思議なもので肛門もガンになるんですよね。身体はすべてつながっていて一部分だけを診るのでは足りないと思いました」
事故などで顔面に負傷している場合は止血することが最優先で、口腔内が破損されているときは、傷の治療が一段落してから修復治療が行われる。そのときインプラントという治療に出会い、興味をもったという。
インプラント(人工歯根)とは、歯を失ってしまった部位の顎骨に、骨と結合する人工歯根 ( チタン製 ) を埋め込み、その上に歯を作っていく方法。現存している歯への負担は最小限に抑えられるものの、治療費がかさむという難点がある。
『いし歯科』では費用も手術の負担も軽減できる“ミニインプラント・システム”を採用している。4本の小さいねじを顎の骨にねじ込み、その上から入れ歯を入れるので、ねじの頭と入れ歯がかみ合って、入れ歯が安定するというもの。これに対応している歯科医院は道内で数少ないそうだ。
 
2 ビジネスマンも“歯”は命
 仕事では初対面の人に出会う機会が多い。初対面の人のどこを見るかというと、身形のなかでも最初は顔だろう。まず最初に視線が行くのは相手の目で、次は口元ではないだろうか。そして、第一印象は歯のきれいな笑顔で決まるといっても過言ではない。以前「芸能人は歯が命」というフレーズで有名なCMがあったが、ビジネスマンにとっても歯は大切ということだ。
口腔内を清潔にすることは、虫歯や歯周病、そして口臭の予防に大きく役立つ。白い歯にしたいのであれば、ホワイトニングという方法もある。
「歯の美しさも大切ですが、とりわけ歯並びはストレスと大きな関わりがあります。歯並びや噛み合わせが悪いと姿勢も悪くなり、頭痛やめまいの原因にもなります。また、外的要因でストレスを蓄積している場合、食欲が減退して咀嚼数が減って、顎の成長・発達に悪影響を与えるのです」
噛み合わせが悪い場合は矯正するのがいいが、まずは食事を摂るとき“最低でも30回噛む”ことが大切だそうだ。しっかり咀嚼することは、脳を刺激することになり、脳の活性化につながる。また、唾液の分泌が増えるので、血糖値が上がって空腹感がなくなり、少ない食事量で満足感が得られるという。
 
 
3 後進育成のための新たな試み
 咀嚼は食事のときは当たり前にしていることだが、反射的行為ではなく、学習を通じて覚えた意識行動。乳幼児の頃に、しっかりと噛むことを教えることが大切だという。さらに哺乳瓶で育てられた子どもは、顎の発達に遅れが生じ、噛み合わせにも影響があるそうだ。
「子どもは母胎にいるときから健康管理が必要なんです。倫理観や生活習慣などについても、最近の若者は…と危惧されることが多々ありますが、それは子どもの母親の母親、つまりわたしたちの世代にも原因の一端はあるわけです。医師としてはもちろん、母親としても、きちんとした知識と情報を伝えていく必要性を感じています」
また、先述した「身体はすべてつながっていて一部分だけを診るのでは足りない」という思いもあって、“カラダ”のみならず“ココロ”もサポートできる人材を育成するために、『学校法人LIGHT OF EARTH学園』の設立に携わることになった。
現代病といわれる病の根本原因はストレスであることから、音楽療法やスピリチュアルの要素も取り入れ、ストレスの緩和・軽減をする代替医療を提案していくという。新しい“癒し”の創出ともいえる画期的かつ斬新な専門学校になりそうだ。
4 楽しみは韓流ドラマと旅行
 職業人としてキャリアの長い石氏に、仕事をするうえで心掛けていることを聞いてみたところ「感謝」と「勉強」と答えてくれた。
「人間は年齢や経験を重ねていくと、おごりのようなものが出てきてしまうんですね。でも、それはよくない。歯が1本では咀嚼はできないし、病は1カ所治しても完治するわけではないし、人間も1人では生きていけない。周りの人々に感謝することが大切だと思います。そして、人生は一生勉強です。若いうちは特に。自分の個性となる分野をしっかり身に付けることで、存在を認められ、自信にもつながります。失敗することもあるでしょうが、失敗も勉強のひとつです」
3人の子どもを育て上げ、いまも現役歯科医として活躍し、さらに学校法人の運営にも携わるという精力的な石氏。“生涯現役”ということばがぴったりだ。元気の素ともいえるリフレッシュ方法は、韓流ドラマを見ること、旅行をすることだという。
「仕事に限らずプライベートも、おもしろそうなこと、自分が好きなことは、どんどんやってみます。それが生き甲斐になってます。人間は健康だったらなんでもできるし、楽しめるんです」
 
 
5 編集後記  
 「私服は革パン履いているらしいよ」という情報をインタビュー前に仕入れていたので、相当ハードでファンキーな(失礼!)方だと想像していました。実際にお会いしてみると、とにかく明るく笑顔がステキで、とってもチャーミング。とりわけ韓流ドラマの話題になり、俳優イ・ビョンホンのこととなると、キラキラとした少女のような雰囲気になるほど。彼の歯並びの美しさは絶讃していました。
最後に、いい歯科医院の見分け方を教えてもらったら、「病院も本人もおしゃれな歯科医であること」と意外な答え。その理由は、おしゃれということは美的センスに優れているから、歯の治療も美しくできるというのだ。なるほど!
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3月掲載 「酒井俊樹氏

 

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